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明治神社

 

  差し昇る 朝日のごとく さわやかに

   もたまほしきは 心なりけり

                  明治天皇

明治天皇と当神社

 当神社は、若くして即位しアジアで唯一西欧諸国の仲間入りを果たした明治天皇の業績を称え土気駅前の住民が建てた神社である。

 明治神社と名の付く神社は、日本全国でも数社

しか存在していない。

明治天皇は幕末の混乱を収拾して、天皇中心の政体を築き元号を明治とし、京都より江戸へ移り東京と改め二十歳の時には鉄道を敷設し、殖産興業に力を注ぎ教育の充実を図った。また、正しい日本語の

使用を奨励して国民の意志の統一をはかった。また海外においては、日清・日露の戦争に勝利したが、相手国の事情も考慮して

 

  四方の海 皆はらからと 思う世に

        など波風の 立ち騒ぐらむ

 

と、歌に残している。

 明治四十五年崩御されたが、その生活ぶりは

質素で倹約に満ちていた。以後、大正、昭和、平成そして令和へと引き継がれている。

 万葉以来の精神、日本人の清く、明るく、正直にの尊い心は、ここにある。

 

  目に見えぬ 神にむかいて 恥じざるは

      人のこころの まことなりけり

 

 このような強く生き抜く力は、土気にも根付いている。

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